C言語超入門① 最初のプログラムを書いて動かそう
C言語の基本形、printf、main関数、コメントを使い、最初のプログラムを動かします。
C言語を初めて学ぶ人に向けた、全9回の入門シリーズです。
C言語は、ほかの多くのプログラミング言語へ影響を与えた言語です。記号は少し多めですが、一つずつ意味を知れば読めるようになります。
この回でできるようになること
- 画面へ文字を表示する
- C言語のプログラムの基本形を知る
- セミコロンとコメントの役割を知る
最初のプログラム
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("こんにちは、C言語!\n");
return 0;
}
実行すると、次のように表示されます。
こんにちは、C言語!
コードを上から読む
最初は、次の4か所に注目しましょう。
| コード | 役割 |
|---|---|
| #include <stdio.h> | 文字の表示などに必要な機能を読み込む |
| int main(void) | プログラムが始まる場所 |
| printf | 文字や数字を表示する関数 |
| return 0 | 正常に終了したことを伝える |
関数とは、決まった処理をひとまとめにしたものです。mainもprintfも関数ですが、詳しい作り方は第5回で学びます。
セミコロンを付ける
C言語では、多くの命令の最後に**;(セミコロン)**を付けます。
printf("1行目\n");
printf("2行目\n");
セミコロンを忘れると、その行の近くでコンパイルエラーになります。
\nは改行を表す
文字列の中にある**\n**は、表示位置を次の行へ移す記号です。
printf("りんご\nみかん\n");
コメントを書く
コメントは人が読むためのメモで、実行結果には影響しません。
// 1行だけのコメント
printf("Hello\n");
/*
複数行にわたる
コメント
*/
コードを動かすには
C言語のコードは、そのままではパソコンが実行できません。コンパイラというソフトで、実行できる形へ変換します。この変換をコンパイルと呼びます。
最初はブラウザで使えるC言語の学習環境でも構いません。自分のパソコンで始める場合は、GCCやClangなどのコンパイラを使います。
練習してみよう
自分の名前と、好きなものを2行で表示してみてください。
模範解答
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("名前はAoiです。\n");
printf("好きなものはゲームです。\n");
return 0;
}
解説
printfを2回呼び出し、それぞれの文字列の最後に改行を表す\nを入れています。文章の内容は自由です。ダブルクォーテーション、かっこ、セミコロンを閉じているか確認しましょう。
この回のまとめ
- main関数からプログラムが始まる
- printfで文字を表示できる
- 命令の最後にはセミコロンを付ける
- C言語は実行前にコンパイルする
次は、数字や文字を保存する変数と、キーボードからの入力を学びます。