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CapCut・Adobe Premiere・DaVinci Resolveはどれがおすすめ?料金・AI・商用利用を比較【2026年9月】

CapCut・Premiere・DaVinci Resolveを料金と用途で比較。無料版の範囲、年間契約、商用素材の注意点を整理します。

「撮った動画を切って、字幕と音楽を付けたい」。最初はこれだけでも、編集ソフトの選択肢が多くて迷いますよね。まずは、完成した動画をどこで見せるかを決めるところから始めましょう。

CapCutとDaVinci Resolveには無料版があり、Premiereは有料契約を中心とするソフトです。料金には違いがありますが、3つとも映像を切ってつなぐ、文字を載せるといった編集に使えます。

たとえばサークル紹介の縦動画と、授業で提出する10分の発表動画では、字幕の量も整理する素材の数も違います。「一番高機能なソフト」より、何を作るか、手元のPCで扱えるか、誰へ渡すかの順に考えると選びやすくなります。

まず、公式機能から考えた試し始める候補を挙げます。操作時間や仕上がりを実測した順位ではありません。

目的 第一候補
スマホでTikTok・Reels・Shortsを作る CapCut
動画編集をまず無料で本格的に学ぶ DaVinci Resolve
YouTube長尺・企業動画・副業案件 Premiere / DaVinci
After Effects・Photoshopも使う Premiere
サブスクを増やしたくない DaVinci Resolve
スマホとPCを行き来する CapCut
カラー・音声まで1本で仕上げたい DaVinci Resolve

料金・仕様の出典:Adobe Premiereの料金、DaVinci Resolveの機能・料金。

特に2026年は、単純な「初心者=CapCut、プロ=Premiere」という分け方では足りません。

DaVinci Resolve 21のAI機能、Premiereのオブジェクトマスクや字幕、CapCutの自動字幕など、補助機能は重なってきています。AIの数を数えるより、無料・有料の区分と、自分が使う編集の流れを見ていきましょう。

ことばの補足

4Kは映像のきめ細かさ、fpsは1秒に表示する画像の枚数を表します。カラーグレーディングは映像の色や雰囲気を整える作業です。VFXは合成などの視覚効果を指します。

まず料金を比較

公式料金を確認した比較です。キャンペーン、地域、購入経路により表示が変わる場合があります。

ソフト 料金 課金方式
CapCut 無料版あり 無料
CapCut Pro 地域・購入画面で確認 サブスク
Adobe Premiere 3,280円/月 年間契約・月払い
DaVinci Resolve 0円 無料
DaVinci Resolve Studio 21 51,980円 買い切り

Premiereは公式ページで年間契約・月々払い3,280円/月と案内されています。DaVinci Resolve Studio 21は現在51,980円の買い切りです。

CapCutは少し注意が必要です。

CapCutの料金は国・地域・プラットフォーム・キャンペーンで変動します。一つの月額を全員に当てはめず、自分の購入画面で確認してください。

DaVinci Resolve無料版で、まず1本を仕上げてみる

Blackmagic Designは、無料版でも最大Ultra HD 3840×2160・60fpsの編集と仕上げに対応すると案内しています。カラーグレーディング、音声編集、VFX、コラボレーションなども備えたソフトで、単なる期限付きのお試しではありません。

例えば、大学の発表動画なら、不要な間を切り、資料の画像を入れ、声の大きさを整えて書き出します。無料版でこの作業ができれば、学習の最初から月額料金を払う必要はありません。ゲームの紹介映像や個人のポートフォリオも、必要な形式に対応しているかを確かめながら作れます。

ただし、無料版で使える機能が多いことと、最初からすべて分かることは別です。編集、色、音声、合成の画面を一度に覚えず、まずカットと字幕に絞りましょう。「この部分はもう少しきれいにしたい」と感じてから、色や音の調整へ進むと整理しやすくなります。

Studio版は、必要な機能を特定してから考える

DaVinci Resolve Studio 21は51,980円の買い切りです。Studioでは32K・120fps対応、高度なHDR、複数GPUの利用、ハードウェアアクセラレーション、AI UltraNR、SuperScale、音声分離などの機能が追加されます。HDRは明暗をより広い範囲で扱う映像方式、ハードウェアアクセラレーションはPCの専用機能で処理を補助することです。

名前が多くて身構えますが、最初から32Kが必要なわけではありません。例えば、暗い場所で撮った映像のざらつきを減らしたいなら、AIノイズ除去が購入を考える理由になります。声と背景音を調整したいなら、音声分離の対応範囲を確認します。

素材を読み込めるかも重要です。10bitは色の細かさに関わる情報量ですが、「10bitは全部無料版で使えない」とは言えません。OS、圧縮方式、読み書きの方向などで対応が異なります。手持ちのカメラの短い素材を無料版で読み込み、必要な形式で書き出せるか確かめてから、Studioの機能一覧と照らし合わせましょう。

Premiereの月払いは年間契約

公式ページの3,280円/月は、年間プランを毎月支払う契約です。1か月だけ自由に使う月々プランとは異なります。

この条件で12か月使うと、3,280円 × 12 = 39,360円です。年間一括払いなど、別の支払い方を選ぶ場合は購入画面で総額を比較してください。

途中で解約すると料金が発生する場合があります。無料体験の終了日と解約条件も確認してから申し込みましょう。

2〜3年使う場合の料金を比べる

Premiereの年間契約・月々払いが3,280円で変わらないと仮定した比較です。

使用期間 Premiere DaVinci Resolve Studio
1年 39,360円 51,980円
2年 78,720円 51,980円
3年 118,080円 51,980円

Studioは買い切りなので、長く使うほど基本料金の差が広がります。ただし、将来の追加機能やアップグレードが永久に無料という保証ではありません。

案件でPremiereの編集データを指定されるなら、金額だけで別のソフトへ置き換えることはできません。

CapCutも年単位の支払総額で考える

月額が小さく見えても、長く使うと合計は増えます。例えば、仮に月2,180円の契約なら、24か月で52,320円です。これは料金の計算例で、現在の販売価格を保証するものではありません。

CapCutは地域・端末・購入経路によって価格が変わります。アプリに表示された月額と年額を使い、自分が使う期間で計算してみましょう。

CapCutは、撮影から縦動画の書き出しまで試す

スマホで撮った素材へ字幕や音楽を付け、TikTok、Instagram Reels、YouTube Shorts向けに仕上げたいなら、CapCutが候補になります。自動字幕、テキスト読み上げ、背景除去、テンプレート、モーショントラッキングなどを案内しています。モーショントラッキングは、動く対象に文字や効果を追いかけさせる処理です。

最初は、撮影した動画の不要な前後を切り、字幕を付け、音楽を小さめに重ね、縦長で書き出す順番にします。効果を次々に追加するより、声が聞こえて内容が伝わることを優先しましょう。自動字幕の人名や専門用語も、原音と比べて直します。

スマホ・PCで使えますが、無料機能、素材、クラウド容量、同期の条件は環境やプランで確認が必要です。「スマホで使えたからPCでも全く同じ」と考えず、使う端末で最後の保存まで試してください。

CapCut無料版は、書き出し条件まで見て判断する

「無料版は必ずロゴ入り」「無料版なら何でも透かしなし」のどちらも、一括りにはできません。自分の素材を通常の編集画面で扱う場合と、Pro素材や一部テンプレートを使う場合では条件が変わります。透かしとは、映像に重なるロゴなどの表示です。

完成寸前に購入画面が出ると、ちょっと焦りますよね。そこで、最初に短い試作品を作り、必要な解像度で書き出せるかを確認します。有料表示のある素材や機能を使ったときは、その箇所を把握しておきましょう。

必要な操作が無料の範囲で済むなら、そのまま始めて構いません。特定の背景除去や素材を繰り返し使うと決まってから、Proの料金と条件を見ます。無料・有料の判断は、機能一覧だけでなく実際の書き出し画面が大切です。

30秒の動画を、保存まで作って比べよう

素材は、自分で撮った短い動画を3本用意します。個人情報や許可のない人の顔が入っていないものにしてください。

  1. 不要な前後を切り、3本を順に並べる。まずは切ってつなぐ基本だけを試します。
  2. 見出し1つと字幕を付ける。音量を整え、文字のはみ出しを直します。
  3. 希望する縦横比と解像度で書き出し、編集ソフト以外のプレーヤーでも再生します。

確認できた例:映像が最後まで再生でき、字幕が切れず、声が聞こえ、想定外のロゴや購入要求がなければ、今回必要な作業を無料版で完了できたと判断できます。AI機能を全部使えたかより、この流れを自分で再現できるかが大切です。

編集データと完成動画は違う

プロジェクトファイルは「この動画の何秒から何秒を使う」という編集の指示を保存するものです。元の動画そのものがすべて入っているとは限りません。完成したMP4だけあっても、あとから字幕やカットを同じ状態で編集し直せるわけではありません。

元動画・音声・プロジェクト・完成動画を分けて保管すると、引き継ぎや修正で困りにくくなります。撮影カードを消すのは、コピーした動画が開けて、別のバックアップも取れたことを確認してからにしましょう。

CapCutの4Kは、端末と書き出し設定を合わせて確認

CapCutの公式ヘルプは、2K・4K出力の可否が端末、OS、ブラウザー、素材、プラットフォームなどに依存すると説明しています。無料アカウントでは、4K書き出しのビットレートや透かし条件が付く場合もあります。

ビットレートは、動画1秒にどれくらいのデータを使うかという目安です。解像度が4Kでも、圧縮の設定によって見た目やファイルの大きさは変わります。「4Kという選択肢がある」ことだけでは、希望の画質で無料保存できるとまでは判断できません。

授業の提出やSNS投稿なら、指定された解像度を先に見てください。1080pで十分な提出物を、理由なく4Kにして重くする必要はありません。

Premiereも、短い動画の字幕を作れる

Premiereには、一語ずつ表示する字幕を文字起こしから作る機能があります。公式手順では、字幕作成の設定でSingle Wordを選び、音声に合わせた字幕を生成します。

短い言葉を次々に出す演出もできますが、読みやすさは表示時間や文章によります。特に日本語では、意味の区切りや専門用語が分断されていないかを見直しましょう。「情報系」「学習サイト」のような語が途中で切れると、かえって内容が追いにくくなります。

そのため、ショート動画だから必ずCapCut、長い動画だから必ずPremiere、という分類はできません。すでにPremiereで編集しているなら、そのまま字幕を作る方が作業をまとめやすい場合があります。

PremiereのObject Maskは、対象の輪郭を選ぶ補助機能

マスクとは、効果をかける範囲を区切る仕組みです。Object MaskではAIが人物や物を認識し、動きに合わせて追跡します。人物だけ明るくする、顔をぼかす、特定の物だけ色を変えるといった用途があります。

現在の公式案内は、26.5で物体検出の対象や輪郭精度が改善された一方、機器やグラフィックスドライバーによって以前の検出モデルへ戻る場合も説明しています。初回は必要なモデルをダウンロードするので、ネット接続や保存容量にも余裕を持たせます。

自動で選べても、手や髪が背景に溶ける場面などは確認が必要です。顔を隠すために使うなら、冒頭の1コマだけでなく最後まで再生し、一瞬だけ輪郭が外れていないか見ます。AIが追跡した、という表示だけで公開しないようにしましょう。

AI Assistantのベータ版は、失いたくない原本で試さない

AdobeはPremiere AI Assistantを公開ベータとして案内しています。素材の整理や名前の変更、文字起こし、最初の編集案などを自然な言葉で指示する機能です。ベータは試験提供中の版で、動作や機能が変わる可能性があります。

公式説明では、現時点で顧客向けの本番作業は推奨せず、プロジェクトの複製や新規プロジェクトで試すよう案内しています。便利そうでも、締切の近い原本でいきなり自動編集を始めないでください。

DaVinci Resolveは、編集・色・音声・合成をつなげて学べる

Resolve 21には、IntelliSearch、CineFocus、人物補正、AI領域トラッキング、SuperScale、音声分離などが案内されています。ただし、AI機能の多くはStudio側の機能なので、無料版にすべて含まれると考えず一覧で確認しましょう。

特徴の一つは、編集だけでなく色、音声、VFXまで一つのソフト内に統合されていることです。合成や動く文字を作るFusionも組み込まれています。PremiereとAfter Effectsを組み合わせる制作と比べるなら、アプリの数だけでなく、手元の素材と納品形式で判断します。

学ぶ順番としては、カットを完成させ、次に声の大きさをそろえ、最後に色や必要な効果を加えると分かりやすくなります。同じソフトに機能がそろっていても、最初の1本で全部使う必要はありません。

「編集ソフトが無料でもPC代」が問題になる

DaVinci Resolveをおすすめするときに見落とされやすいのがここです。

無料だからといって、低スペックPCで快適に動くとは限りません。

特に、

  • 4K
  • AIノイズ除去
  • Fusion
  • 高fps
  • 複数エフェクト

を使うとGPUやメモリへの負荷が大きくなります。

また、同じ4Kでも動画の圧縮方式によって処理の重さが変わります。コーデックは映像を圧縮・展開する方式のこと。MP4はデータを入れる容器のような形式で、MP4なら中身の処理が全部同じ、という意味ではありません。

再生が重い場合には、まずエフェクトを外した短い素材で確認し、次にプレビュー画質やプロキシの利用を検討します。プロキシは編集用に用意する軽いコピーで、元動画の代わりに表示して負担を減らす方法です。いきなりPCを買い替える前に、どの処理で止まるかを分けてみましょう。

動画編集では、

ソフト代+PC代+ストレージ代

が本当のコストです。

保存先の選び方は外付けSSDの比較で説明しています。転送速度だけでなく、元動画とバックアップをどこに置くかまで含めて予算を考えてください。

商用動画では、音楽・テンプレートの条件を別に確認する

CapCutの素材利用規約は、Non-commercial Use MaterialsとDual Use Materialsを区別しています。前者は非商用向け、後者は商用を含む利用を想定した区分ですが、対象の素材や用途に付く条件まで読む必要があります。「commercial use」などの表示があっても、配信先や使用期間などの制限を確認しましょう。

YouTubeの収益化動画、企業SNS、広告に使う場合は、「編集ソフトを有料契約したから全部使える」ではありません。使う曲、効果音、画像、テンプレートごとに確認します。これはほかの編集ソフトでも同じ考え方です。

制作時に、素材名、入手元、確認した条件をメモしておくと、公開前に慌てずに済みます。依頼された動画なら、完成品だけでなく素材の使用条件を相手へ伝えられる状態にしておきましょう。

自分で撮った素材でも、映り込みは確認する

自分で撮った動画や、自分で作った音声を使うと、素材の入手元を整理しやすくなります。CapCutも、ユーザーが作ったコンテンツの権利はユーザーに帰属すると説明しています。ただし、サービス内の音楽や画像は別の利用条件です。

さらに、自分で撮影した動画にも、他人の顔、個人情報、店内で流れている曲などが入る場合があります。「自分のカメラで撮った」だけで公開に関する確認が全部終わるわけではありません。許可のない人物を映さない、必要なら撮影場所や公開範囲を事前に確認する、といった準備をします。

編集の操作と、公開してよい内容かの判断を分けると、どこを確認すればよいか見えやすくなります。

副業や共同制作では、納品するものから選ぶ

相手が完成したMP4だけを求めるなら、指定の解像度、音声、字幕などを満たすソフトを選べます。一方、PremiereのプロジェクトファイルやAfter Effectsとの連携データ、別の編集者が直せる状態を指定されるなら、その形式に合わせる必要があります。

MP4は完成動画で、カットや字幕をそのまま直せる編集データではありません。別ソフトへプロジェクトを移せる場合も、効果や文字が完全に再現されるとは限らないため、受け取る側と確認します。

依頼を引き受ける前に、「完成動画だけか、編集データも必要か」「使用ソフトとバージョンの指定はあるか」「元素材や有料素材をどこまで渡すか」を聞きましょう。ここが分かれば、ソフト代を含めた予算も考えやすくなります。

無料版で基礎を学び、実際に必要になった段階で指定ソフトを契約する方法もあります。ただし、覚えた操作がそのまま全部移るわけではないので、納期のある依頼の前に練習する時間は残してください。

学生ならPremiereの価格構造が変わる

学生・教職員はAdobeの価格を通常料金だけで比較しない方がいいです。

現在Adobeは学生・教職員向けCreative Cloud Proを提供し、キャンペーン表示では最初の3か月980円/月、4か月目以降2,180円/月、2年目以降4,180円/月と案内しています。PremiereだけでなくPhotoshop、Illustratorなど20以上のアプリが対象です。

動画制作だけでなく、

  • サムネイル
  • 画像編集
  • PDF
  • イラスト
  • ポートフォリオ

まで作る学生なら、Premiere単体よりCreative Cloud学生版の方が合うケースがあります。

この条件で初年度を計算すると、980円×3か月+2,180円×9か月=22,560円。翌年を4,180円で12か月使うなら50,160円です。最初の980円だけを12倍しないのがポイントです。学生・教職員向けの公式条件で、対象資格、契約期間、更新価格を確認してください。

迷ったら、30秒の試作品を最後まで作る

スマホ中心の短い動画ならCapCut、PCで編集・色・音を順に学ぶならDaVinci Resolveの無料版が始める候補です。Adobeの編集データを受け渡す必要がある、After EffectsやPhotoshopも使うなら、Premiere単体とCreative Cloudの契約を比較します。

どれを選んでも、最初の目標は短い動画を切り、文字を入れ、音を整え、別のプレーヤーで再生できる形まで保存することです。途中の操作だけでなく書き出しまで試すと、PCの重さ、有料機能の必要性、素材の整理方法が具体的に見えてきます。

「動画編集を始めるから、まず年間契約」と急がなくて大丈夫です。完成した1本を見て、次に困っている作業を一つ挙げてみましょう。必要な機能を選ぶのは、それからでも遅くありません。

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参考にした公式情報

この記事は公式に公開された料金・機能をもとにした比較で、実測や利用体験による評価ではありません。価格・機能・特典は変更されるため、契約前に対象地域、支払い期間、税、更新条件を確認してください。

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