NottaとFireflies.aiはどっち?料金・無料版・日本語・AI議事録を比較【2026年9月】
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NottaとFireflies.aiを文字起こし時間、日本語、チーム連携、追加AI料金で比較。録音の同意やデータ保存先も確認します。
会議中は分かったつもりでも、あとで「結局、誰が何をするんだっけ?」となることがありますよね。NottaとFireflies.aiは、音声を文字にしたり、決まったことを探したりする作業を助けるサービスです。
どちらも録音・文字起こし・AI要約に対応しています。ただ、料金の上限や共有方法が違います。大事なのは「文章が出てきた」ことではなく、間違いを確認し、必要な人へ渡せる議事録になったかです。
この記事では、日本語の用語登録や端末内での処理を確認したい人はNotta、チームの会話分析や営業システムとの連携が必要な人はFirefliesから比較することを提案します。日本語の精度を実測した順位ではありません。録音や外部サービスへの送信が許可されていることを、使い始める前に確認してください。
ことばの補足
文字起こしは音声を文章にすることです。CRMは顧客情報を管理する仕組み、Botは自動で動くプログラムを指します。料金の「1席」は、通常1人分の利用枠です。
まずNottaとFireflies.aiを比較
| 項目 | Notta | Fireflies.ai |
|---|---|---|
| 無料プラン | 120分/月 | 文字起こし無制限※ |
| 個人向け有料 | 年14,220円 | 年払い$10/席/月 |
| 月払い | 1,980円 | $18/席/月 |
| 有料版文字起こし | 1,800分/月 | 無制限 |
| 対応言語 | 58言語 | 100言語以上 |
| 日本語カスタム単語 | 対応 | ― |
| AI要約 | Premiumで100回/月 | Proで無制限 |
| ローカル文字起こし | Privacy Modeあり | ― |
| Botなし録音 | 対応 | 対応 |
| 営業分析 | 対応機能・プランを確認 | Businessで会話・チーム分析 |
| CRM連携 | 対応 | Proで連携拡張 |
| AI追加課金 | Notta Brain等 | AI Credits |
料金・仕様の出典:Nottaの料金、Nottaの追加機能・料金。
※Fireflies無料版の文字起こし無制限には条件があり、保存容量・AI機能や、音声の取り込み方法ごとのレート制限は別です。レート制限は、一定期間に処理できる量の上限を指します。
表だけなら、Firefliesの無料版を先に試したくなりますよね。ただ、文字にできる量と、保存・書き出し・要約に使える範囲は同じではありません。まず録音する時間を見積もり、次にその記録をどう使いたいかを確認しましょう。
Notta無料版は月120分。ただし「1回3分」に注意
Nottaのフリープランは現在、
- 月120分
- 1回あたり最大3分
- ファイルインポート50個/月
- AI要約10回/月
です。
この中で先に見るのは、月120分よりも1回3分の制限です。月の枠が120分残っていても、60分の講義を1回で丸ごと処理できる、という意味ではありません。
無料版では、日本語の認識、スマホでの録音操作、短い音声の要約を試します。長い会議に使いたいなら、無料枠で操作を確認したあと、必要な時間に合う有料プランを比べましょう。
Notta Premiumは年14,220円
Notta Premiumは、Web版の年間払いなら月額換算1,185円、年間14,220円(税込)です。月払いは1,980円。
Premiumにすると、
- 月1,800分
- 1回最大5時間
- ファイルインポート100個/月
- AI要約100回/月
- 文字起こしの書き出し
- 翻訳
- カスタム単語
などが利用できます。
1,800分は30時間です。仮に60分の会議を月20回なら、60×20=1,200分なので枠内に収まります。
一方、90分の講義を1日3本、月20日記録すると、90×3×20=5,400分です。同じ一人の利用でも、記録する本数で必要量は大きく変わります。「個人だから足りる」ではなく、1回の長さと月の本数を掛けて見積もりましょう。
毎日数時間の営業電話などを記録するなら、Businessの無制限文字起こしも比較対象です。ただし、文字起こし時間が足りても、要約回数やインポート数まで足りるとは限らないので、別々に確認します。
Fireflies Freeの「無制限」は、条件も一緒に読む
Firefliesの公式料金ページは、無料版でも文字起こし無制限※と案内しています。ただしAI要約は制限付きで、料金表にある保存容量はチーム合計400分です。Zoom、Google Meet、Teams、100以上の言語、モバイルアプリ、Chrome拡張、APIなどに対応しています。
ここでは、文字起こし量と保存容量を分ける必要があります。400分は毎月追加される枠ではなく、保存できる会議の合計時間です。また、公式のレート制限の案内では、外部音声のアップロードなどに処理量の上限があると説明しています。会議を直接記録する使い方と、録音済みファイルを大量に取り込む使い方も同じ条件ではありません。
なお、無料の保存容量は公式料金ページが「チーム合計400分」、上の公式ヘルプが「ユーザーあたり400分」と、単位の表記が一致していません。この記事では料金ページの表記を使っています。複数人で使う場合は、利用画面の容量表示とサポートで、自分のチームに適用される上限を確認してください。
Nottaの1回3分より長い音声を試したいときの候補にはなりますが、文字起こし無制限=何を何本でも無料で保存・分析できるとは考えないでください。使う取り込み方法、保存、ダウンロード、AI機能を順に確認します。
Fireflies Proは年払いなら1席10ドル/月
Fireflies Proは、月払いが18ドル/席/月、年払いの月額換算が10ドル/席/月です。1席を年払いすると、10×12=年120ドルになります。
Proでは文字起こしとAI要約が無制限になり、8,000分/席の保存容量、ダウンロード、会話時間分析、タスク管理、無制限の連携などが追加されます。ここでも、音声を処理する時間と、記録を残しておける容量は別です。過去の会議をためていきたいなら、保存容量も見積もりに入れましょう。
Firefliesはドル建てなので、日本円で払う場合の最終額は為替や税、カード会社の条件によって変わります。
Nottaは日本向けWeb料金が税込円表示なので、固定費を予算化しやすいという地味な違いもあります。
日本語では、言語数より固有名詞の扱いを確かめる
対応言語はNottaが58言語、Firefliesが100言語以上です。ただ、これは対応する言語の種類であって、日本語の認識精度を比べた数字ではありません。
日本語の会議で困りやすいのは、「日本語に対応しているか」だけでなく、次の言葉をどう扱うかです。
- 人名
- 大学名
- 企業名
- 製品名
- 専門用語
を正しく拾えるかが重要です。
Nottaには日本語専用のカスタム単語登録があり、Premiumでは最大200語、Businessでは最大1,000語を追加できます。
例えばpgvector、Next.js、Claude Code、九州工業大学のような、普段の会議で出てくる名称を登録する使い方です。ただし、登録したら必ず正しくなるという保証ではありません。実際に使う用語を短い音声で試し、どれくらい修正が必要かを比べましょう。
言語数の多さでは見えない、確認や修正の手間を見るための比較です。
複数の言語を使うチームは、混ざった会話で試す
英語、日本語、中国語、スペイン語などを使うチームでは、Firefliesの対応言語と、BusinessのMulti-language modeも比較材料になります。会話インテリジェンスやチーム分析と組み合わせられる機能です。
ただし、「対応言語が多いから、この会議でも必ず正確」とは言えません。マイク、話者、雑音、専門用語でも結果が変わります。日本語なら用語登録、多言語なら必要な言語と混在した会話への対応を確かめる、という順番で見ましょう。
試す音声は、録音や外部送信の許可を得たもの、または自分で用意した確認用の音声にします。
音声をクラウドへ送れない場合はPrivacy Modeの条件を確認
会議によっては、外部サービスへ音声を送ること自体が認められません。NottaのPrivacy Modeは、その場合に確認する候補です。
Notta DesktopのPrivacy Modeでは、録音と文字起こしをPC上で処理し、音声や文字起こしデータをクラウドへ送らず、指定したローカルフォルダだけに保存できます。
公式ヘルプではPro、Business、Enterpriseなどを対象としていますが、契約・支払い方法によって利用可否が異なります。日本向けプランでの対応は、契約画面でも確認してください。
例えば、
- 顧客との機密会議
- 経営会議
- 法務レビュー
- 未公開商品の打ち合わせ
- 研究インタビュー
などでクラウド送信を避ける必要がある場合は、利用条件と保存方法を確認する意味があります。ただし、こうした会議なら無条件で使用できる、ということではありません。組織の許可と端末の管理は別に必要です。
Privacy Modeでは便利なAI機能が止まる
ただし、データを端末内だけに置くと、使えない機能も出てきます。Privacy Modeでは、クラウドAI要約、端末間同期、チーム共有などが停止または制限されます。
「クラウドへ送らないまま、通常のクラウド機能も全部使える」とは限らないんです。文字起こしだけで目的を満たせるか、要約や共有が必要なら組織が認める別の手順があるかを確認しましょう。
Privacy Modeでも、初期設定や定期的なライセンス確認には通信が必要です。また、保存先のフォルダを別の同期ソフトでクラウドへ送っていないかも確認してください。
機密会議だからPrivacy Modeなら必ず許可される、というわけでもありません。組織のルールで指定された方式か、ローカルの保存先を誰が読めるかまで確認してください。「クラウドに送らない」は保護の一要素で、録音の許可や端末管理を代わりに満たすものではありません。
会議の参加者欄へBotを出さない録音もある
AI議事録を使うと、会議の参加者欄へ録音用のBotが入ることがあります。「この参加者は誰だろう」と戸惑わせないためにも、どんな方法で記録するのかを事前に伝えることが大切です。
FirefliesはDesktop Appを使うことで、Botを会議参加者として表示せずにPCの音声を録音できます。Google Meetでは公式SDKを使ったBot-free recordingも提供しており、録音前に参加者の同意を求める仕組みがあります。
NottaもBot-Free Recordingに対応しています。参加者欄へBotが出ない方式を選べますが、見えないから録音の説明も不要になる、という意味ではありません。
「Botなし」と「クラウドなし」は別
ここは混同しやすいポイントです。
Bot-freeが示すのは、会議にAI参加者を表示しないこと。一方、Privacy Modeが示すのは、録音・文字起こしをクラウドへ送らないことです。見た目の参加方法と、データの行き先は別の話になります。
確認は、録音の許可、会議への参加方法、音声の処理場所、保存先の順で進めます。Botが見えなくても、クラウドで処理される方式なら外部送信の確認が必要です。
会話の傾向をチームで分析したいならFireflies Businessを比較
Firefliesは、会話を文字にするだけでなく、営業チームなどで傾向を分析する機能も提供しています。Businessは年払いの月額換算で19ドル/席です。Proに加えて、
- 会話インテリジェンス
- チーム分析
- Multi-language mode
- ユーザーグループ
- 動画録画
などが含まれます。
Sales向けページでは、CRMへの自動入力やDeal Intelligenceなども前面に出しています。
例えば営業チームが、会話中に話す割合、価格に関する質問、競合サービス名が出た場面などを確認する使い方が考えられます。ただ記録を残したいのか、複数の会話から傾向を調べたいのかで、必要なプランは変わります。
分析結果も、元の会話が正しく記録されていることが前提です。単語の回数だけで成果や担当者の能力を決めず、会話の前後を確認する材料として扱いましょう。
会議と資料を行き来して調べたいならNotta Brainも確認
一人で使う場合は、チーム全体の分析より、「昨日の会議で何が決まったか」「レポートに使う部分はどこか」を探したいかもしれません。会議だけで足りるのか、関連資料も一緒に調べたいのかを分けると、必要な機能を絞れます。
Nottaは現在、会議や録音を検索・分析するNotta Brainを展開しており、文字起こしに加えてPDF、Word、Excel、PowerPointなども読み込ませ、内容を横断して質問できます。
2026年6月には、
- 定例タスク
- Slack連携
- LINE連携
も追加されました。
会話を保存するだけでなく、資料と合わせて探す用途があるなら比較材料になります。ただし、このNotta Brainの料金は、本体の文字起こしプランとは分けて確認します。
ただしNotta BrainはPremium料金に含まれない
名前が近いので間違えやすいですが、Notta Premiumを契約しても、Notta Brainの有料枠がそのまま付くわけではありません。公式ヘルプでは、NottaとNotta Brainの有料枠は別契約と案内されています。
Notta本体には月1,000クレジットの枠があります。追加のNotta Brain Premiumは年間14,300円で、月8,000クレジットです。有料アドオンの購入には本体のPremium以上が必要です。
両方を使うなら、本体のNotta Premiumと、追加のNotta Brain Premiumの費用を足して比較します。まず会議の文字起こしと通常の要約で足りるか試し、資料を横断して調べる必要があると分かってから追加を検討すると、目的に合う予算を立てやすくなります。
FirefliesにもAI Creditsという追加料金がある
Firefliesにも似た注意点があります。
ProやBusinessでは通常の文字起こし・AI要約が使えますが、AskFred、AI Skills、カスタム要約など一部の高度なAI処理ではAI Creditsを使います。
Fireflies公式ヘルプではProやBusinessについて、追加AI Creditsをアドオン購入できると説明しています。
つまり、どちらも「本体の有料プランを買えば、すべてのAI処理が使い放題」ではありません。文字起こし、通常の要約、追加の質問や分析を別々に見ます。
使いたい処理が決まったら、基本料金に含まれるか、クレジットを消費するか、足りない場合にいくらかかるかを確認します。同じ「AI要約」という言葉でも、通常の要約とカスタム処理が同じ枠とは限らないので、機能名まで合わせて比べましょう。
最初は、正解の分かる短い音声を両方で試そう
長い会議への対応を試すなら、Fireflies Freeの条件を確認する意味があります。一方、Nottaの無料版は1回3分なので、まず認識と操作の確認に使います。
どちらの精度がよいかは、料金表だけでは分かりません。最初は自分で用意した3分以内の同じ音声を両方へ入れ、文字起こしと要約を分けて比べると、無料枠でも違いを確かめやすくなります。
1. 正解が分かる短い会話を用意する
自分で読む文章なら、人名の代わりに架空の担当名を使えます。例えば「資料は15日まで。山田さんが下書きします。公開日はまだ決まっていません」という内容です。実際の機密会議を試験用にアップロードする必要はありません。
2. 文字起こしと要約を別々に確認する
まず文字起こしの「15日」「山田」「まだ決まっていない」が正しく入ったかを見ます。次に要約を確認します。音声の認識が正しくても、要約の過程で保留事項が決定事項へ変わってしまう可能性があるからです。
3. 模範となるまとめと比べる
上の会話なら、まとめ方の例は「山田さんが15日までに資料の下書きを作る。公開日は未定」です。「15日に公開する」なら誤り。資料の締切と公開日を混同しているためです。
議事録では特に、担当者・金額・期限・否定・保留を元の音声へ戻って確認しましょう。AIがきれいな文章に整えるほど、間違いも自然に見えてしまいます。ここは人が確認する時間として残しておきたいところです。
「録音していい会議か」はAI以前に確認する
会議を文字起こしできるからといって、無断録音していいという意味ではありません。
Notta自身もPrivacy Modeの公式ヘルプで、適用される録音ルール、勤務先ポリシー、同意要件などを利用者が確認するよう案内しています。FirefliesのGoogle Meet SDK録音でも、参加者の同意を得る仕組みが組み込まれています。
顧客会議や社外インタビューでは、録音・AI文字起こしを行うことを最初に明示しておく運用が無難です。
機密情報や個人情報を扱う会社なら、利用規約だけでなく社内セキュリティ規程も確認します。大学の講義や研究インタビューでは、教員や研究計画で決められた条件も確認してください。
録音前・共有前・削除時で確認すること
録音前には、何のために録音し、AIで処理するか、誰が見るかを伝えます。カレンダー連携を使う場合は、すべての会議へ自動参加する設定になっていないかも見ましょう。
共有前には、リンクを知っているだけの人も閲覧できるのか、招待したメンバーだけなのかを確認します。全文ではなく決定事項だけ渡せばよい場面もあります。不要な個人情報を残さないよう、共有範囲を絞ってください。
最後に、録音をいつまで保存するか決めます。解約前には必要な記録を書き出し、保存した形式を別のアプリでも開いて確認しましょう。本体の文字起こし時間、保存容量、追加AIクレジットは別の上限なので、1つ余っていても他が足りるとは限りません。
迷ったら、文字にしたあとの使い道から選ぶ
日本語の用語登録を使いたいならNotta、チームの会話分析やCRM連携、多言語の運用を重視するならFirefliesから比較できます。ただし、これは機能から考えた候補で、日本語なら必ずNottaの認識が上という意味ではありません。
クラウドへ音声を送れない場合は、Notta Privacy Modeの対象プランと組織の許可を確認します。会議と資料を横断して調べたいならNotta Brainも候補ですが、本体とは別の有料枠です。
一人で議事録を作るなら、まず短い音声を両方で試し、Notta PremiumとFireflies Proで必要な時間・保存・書き出しが足りるかを比べましょう。無料で長い音声を試す場合も、Fireflies Freeの取り込み条件と保存上限は確認が必要です。
最後は、必要な箇所を正しく記録できるか、間違いを確認しやすいか、必要な相手へ安全に渡せるかで判断します。AIが出す文章の見栄えだけでなく、議事録を完成させるまでの手間を比べるのがポイントです。
録音機器側からAI議事録を作る方法もある
「会話を文字にしたいけれど、録音する機器も必要」という場合は、ソフトウェアとは別に機器側から考える方法もあります。「ZENCHORD 1」は、Nottaアプリと連携して録音・文字起こしに使うイヤホン型の機器です。NottaやFireflies.aiと同列のソフトウェアサービスではありません。
本体だけで録音が完結する機器でもありません。Notta公式のよくある質問では、本体にストレージがなく、録音にはNottaアプリの接続・起動が必要と案内されています。通話や対面の会話を記録する用途に合うか、対応端末、アプリの利用条件、必要なプランを購入前に確認しましょう。
録音に使う機器が変わっても、相手の同意や学校・勤務先のルールを確認する点は同じです。ここでは録音方法の別の選択肢として紹介しており、実機を使って音質や文字起こし精度を評価したものではありません。
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参考にした公式情報
この記事は公式に公開された料金・機能をもとにした比較で、実測や利用体験による評価ではありません。価格・機能・特典は変更されるため、契約前に対象地域、支払い期間、税、更新条件を確認してください。