Udemy・Progate・paizaラーニングはどれがおすすめ?初心者向けに料金・学び方・就職まで比較【2026年】
Progate・paizaラーニング・Udemyの料金と学び方を比較。基礎から作品づくりへ進むための使い分けを紹介します。
「プログラミングを勉強したいけど、教材だけでこんなにあるの?」。最初のサービス選びで疲れてしまいますよね。
候補のProgate・paizaラーニング・Udemyは、どれも学習に使えます。ただし、説明を読む、問題を解く、作品を作るという場面で、選び方が少し変わります。
コードをどこに書くかも分からないなら、ブラウザで説明と演習を進められるProgateが入口の一つです。短い問題で自力で書く練習をしたいならpaiza、作りたいアプリやゲームが決まったら目的に合うUdemy講座を探す、という使い分けができます。
これは各サービスの学習形式から考えた選び方で、受講効果の実測ランキングではありません。全部を契約する前に、今止まっているところを一つだけ解決していきましょう。
ことばの補足
環境構築はプログラムを動かすための準備です。ポートフォリオは自分の作品集。まずは短いコードを動かし、その後に小さな作品へ進むと学びやすくなります。
3サービスを先に比較
料金は公式の料金表・FAQを確認しています。Progateは基礎向けのPlusプランを中心に比較し、個人向けの別プランであるProとは分けます。
| サービス | 料金の目安 | 学習形式 | 強み | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Progate Plus | 月払い1,490円/年払い11,880円 | スライド+演習 | ブラウザ内で説明から実行へ進める | 環境構築の前にコードを試したい人 |
| paizaラーニング | 12か月払いで月額換算980円〜 | 動画+問題演習 | コードを書く量・スキル測定 | 手を動かしたい人 |
| Udemy | コース買い切り / 定額 | 動画中心 | 特定技術を深く学べる | 作りたいものが決まっている人 |
料金・仕様の出典:Progateの料金、paizaラーニングの料金。
paizaラーニングは12か月プランなら11,760円で、1か月あたり980円。6か月では7,200円で月換算1,200円、1か月プランは1,490円です。現在の料金ページでは3,150本以上の学習動画を案内しています。
Progate Plusは月払い1,490円、年払い11,880円で月換算990円です。年払いは990円を毎月払う方式ではなく、1年分をまとめて払います。無料範囲から試すこともできます。Progate公式FAQの料金・更新条件
Progateには、Plusの機能に加えて実務向けスキルを学ぶProプランもあります。「Progate全体が基礎だけ」という比較ではありません。学びたいコースがどのプランに含まれるかを確認してください。Progate Proの公式説明
Udemyには講座ごとの個別購入と、対象講座を契約中に利用する定額プランがあります。個別購入した講座には、アカウントが有効でUdemyがその講座を提供するライセンスを持つ間、継続してアクセスできます。
完全初心者ならProgateから始めやすい
「HTMLって何?」
「Pythonをどこに書けばいいの?」
という段階なら、Progateの良さが分かりやすいです。
自分のPCでPythonを動かすなら、コードを書くためのエディタと、Pythonを実行するプログラムを用意します。さらに、文字で命令する画面であるターミナルを使ったり、実行プログラムの場所をOSへ知らせるPATHを確認したりする場合もあります。
まだ変数も知らない段階で準備のエラーが出ると、結構しんどいですよね。コードの書き方が間違っているのか、準備が終わっていないのかも判断できないためです。
Progateではブラウザ上で説明を読み、そのまま演習へ進めるため、最初に環境構築へ時間を取られにくいのがメリットです。
「プログラミングそのものが自分に合うか分からない」という段階では、この気軽さが重要です。
ただしProgateだけでアプリを作れるようになるとは限らない
ここは実際に迷いやすいところです。
Progateの基礎レッスンでは、
- HTMLの書き方
- CSSの書き方
- Pythonの基本構文
などを練習します。レッスン完了の表示だけで、何も見ずに書けるようになったとは判断できません。
でも、
自分でゼロからWebサイトを作る
となると急に難しく感じることがあります。
これはProgateが悪いというより、学習の役割が違います。
ここで扱っているProgateの基礎レッスンは、
「何も分からない」→「基本的なコードを読んで書ける」
を目指す入口として検討できます。どこまで身についたかは、次のように自分で小さく作って確認しましょう。
次へ進む目安は、「同じレッスンをもう一度正解できるか」だけではありません。例えば、お手本の自己紹介ページを閉じて、名前・見出し・リンクのある自分用ページを作れるかを考えます。
ここでHTMLの書き方を忘れたら基礎へ戻る。ファイルの保存場所が分からなければ環境構築を調べる。複数ページのつなぎ方が分からなければ制作講座を探す。困りごとを分けると、同じ入門教材を何周もする以外の選択肢が見えてきます。
paizaラーニングは「コードを書く量」を増やしやすい
基礎の説明を読んだあとに、
「説明を見るだけではなく、問題をたくさん解きたい」
という人にはpaizaラーニングが向いています。
有料プランでは3,150本以上の動画を利用でき、12か月契約なら月換算980円です。ただし、動画本数が多いから全部見る必要はありません。変数を学んだら入力の問題、if文を学んだら条件で出力を変える問題、というように学んだ直後に使う方が目的を見失いにくいです。
paizaの面白いところは、学習サービスだけで完結していないことです。
学ぶ
↓
スキルチェックを受ける
↓
実力をランク化する
↓
求人・スカウトにつなげる
という仕組みがあります。
paizaのスキルチェックでは、問題にはS・A・B・C・Dの難易度があり、結果に応じてS〜Eの6段階のランクを取得します。ランクは求人への応募やスカウトにも使われます。有料の動画学習契約そのものが、ランクや採用を保証するわけではありません。スキルチェックとランクの公式説明
ただし、短い問題を解く力と、アプリを完成させて運営する力は同じではありません。問題には入力と求める出力が用意されていますが、作品づくりでは「そもそも何を作るか」から考える必要があります。ランクを伸ばす学習と小さな制作を組み合わせましょう。
就職・転職も意識するならpaizaは相性がいい
「趣味としてPythonを覚えたい」
だけなら、paizaの転職機能は必要ありません。
一方、
将来エンジニアとして働きたい
という目的があるなら、学習とキャリアがつながっているのはメリットです。
paizaはプログラミング学習だけでなく、スキルチェック、就活、転職を一つのプラットフォームで提供しています。スキルチェックの結果はプロフィールへ反映され、企業からのスカウトにも利用されます。
対応言語にはPython、Java、PHP、Ruby、C、C++、C#、JavaScript、Go、Swift、Kotlinなどがあります。
「資格を持っていないから何も示せない」という人にとって、コードを書く力を伝える材料になります。ただし、ランクが上がれば採用が決まる制度ではありません。募集条件、面接、作品、チームで説明する力なども別に確認されます。
スキルチェックの本番問題・解答を公開したり、外部の助けを使って本人の実力として提出したりしないよう、受験前にルールを読んでください。学習の質問に使うなら、公開可能な教材や自分で作った別の例にしましょう。
Udemyは「作りたいものが決まっている人」に強い
UdemyはProgateやpaizaと性格が違います。
例えば、
Pythonを勉強したい
より、
PythonでWebスクレイピングをしたい
Unityで3Dゲームを作りたい
ReactとNext.jsでWebアプリを作りたい
という段階で使いやすくなります。
Udemyには幅広い専門・自己啓発講座があり、個人向け定額プランではそのうち対象になっている講座を利用できます。
AWSなどのクラウド、データ分析、生成AI、Webデザイン、マーケティング、資格対策まで探せます。そのぶん、サービス名だけでは授業の内容が決まりません。講師・講座ごとに前提知識や進め方を確認する必要があります。
購入前には、紹介文の「初心者向け」に加えて、最初の章と完成見本を見ましょう。「Pythonの基本文法が分かる方」と書かれていれば、完全な未経験者向けではありません。最終更新日だけでなく、使うツールの版、質問への対応、字幕、練習問題の解説も確認すると選びやすいです。
Udemyは「買い切り」と「定額」を分けて考える
Udemyを調べると、料金が分かりにくいことがあります。
理由は、
コースを1本買う方式
と
個人向け定額プラン
があるからです。
個別コース購入では、購入したコースと教材へ継続してアクセスできます。
定額プランは、対象の講座を契約中にまとめて利用する方式です。すべてのUdemy講座が定額プラン対象ではありません。
一つのReact講座を時間をかけて学び直したいなら、個別購入が比較候補です。複数分野を短期間に学びたいなら定額も候補ですが、見たい講座が対象に入っていることを先に確認します。
定額プランを解約しても、支払い済みの契約期間の終了までは対象講座を利用できます。期間が終わると、その定額契約で利用していた講座へはアクセスできなくなります。一方、別途購入した講座まで定額解約で失うわけではありません。決済画面で「単品購入か、定期契約か」を確認しておくと、この混同を防げます。Udemyのアクセス期間
Udemyはセール価格を前提にしすぎない
Udemyでは割引販売を頻繁に見かけます。
一方、キャンペーン価格は一定ではありません。
Udemy自身もプロモーション価格や講師クーポンについて、国や価格データなどに基づいて価格が変化する仕組みを説明しています。
そのため、
「Udemyは必ず1,200円」
のように固定して書くのは避けた方がいいです。
購入時には、自分のアカウントで表示される通貨・税込み総額・購入形式を確認します。「セールが終わりそうだから」で教材を積み上げても、学べる時間は増えません。まず次の1本を終えるまでの予定を立ててから買う方が、出費を抑えやすいです。
どれが一番安い?
ここで単純比較をすると少し危険です。
例えば、
- paiza:12か月払いなら月額換算980円(年11,760円)
- Progate Plus:12か月払いなら月額換算990円(年11,880円)
- Udemy:講座ごとに購入
なので、一見paizaが最安に見えます。
でも、自分が必要な講座をUdemyで1本だけ買って半年学習するなら、サブスクより安くなる可能性があります。
逆に、
- Python
- JavaScript
- SQL
- Git
- アルゴリズム
を次々学習するなら、月額サービスの方がコストを管理しやすい。
見るべきなのは、
1か月いくらか
より、
必要なところまで勉強すると総額いくらになるか
です。
「プログラミングを学びたい」だけではサービスを選びにくい
この3サービスを選ぶときは、目的をもう一段具体的にします。
例えば、
Webサイトを作りたい
ProgateでHTML/CSS/JavaScriptの基礎。
その後Udemyで実際のWeb制作講座。
Pythonを勉強したい
Progateなどで基本構文。
paizaで問題演習。
Udemyで自動化やAIなど目的別講座。
エンジニア転職したい
Progateなどで入口。
paizaでスキルチェック。
必要ならプログラミングスクールや転職支援を比較。
ゲームを作りたい
Progateだけではなく、UnityやUnreal、Godotに特化したUdemy講座などへ早めに移る。
という進め方です。
学習サービスを一つだけ永久に使い続ける必要はありません。
AI時代でもプログラミング学習は必要?
最近はChatGPTやClaude Code、Cursorなどがコードを書いてくれます。
そのため、
「もうプログラミングを勉強しなくてもいいのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
むしろ初心者ほど、最低限の基礎は必要です。
AIが、
if user:
...
のようなコードを生成しても、
- 条件分岐
- 変数
- 関数
- 配列
- 例外処理
などの意味が全く分からなければ、AIの間違いにも気付けません。
一方で、以前のように構文を全部暗記する必要性は下がっています。
2026年の学習では、
基礎を理解する
↓
AIにコードを書かせる
↓
生成されたコードを読む
↓
修正理由を理解する
という流れも、学び方の一例になります。教材を読むだけの場合より効果が高いと、この比較で測定したわけではありません。生成コードが正しいかを自分で説明・確認することが目的です。
AIへの質問も「全部直して」だけでなく、「この条件が成立する場合としない場合の出力を説明して」と分けると、理解の確認に使えます。AIへの指示の書き方で、質問を小さく分ける方法を紹介しています。
完全初心者ならこの順番が分かりやすい
最初からUdemyの20時間講座を見ると、途中で止まる人もいます。
おすすめしやすいのは、
1. Progateなどで基礎に触れる
まず無料で使える範囲を試します。HTML/CSS、Pythonなどから一つ選び、例を少し変えて動かしてみましょう。1週間で終わるなどの期限を決めつける必要はありません。
2. 実際の環境を使う
VS Codeを入れて、自分のPC上でコードを書く。
3. paizaで問題を解く
「説明を見れば分かる」から「自力で書ける」へ移す。
4. Udemyで作りたいものを学ぶ
Webアプリ、ゲーム、AI、データ分析など具体的なテーマへ。
5. 自分の作品を作る
ここが一番重要です。
サービス内の進捗は励みになりますが、それだけで作品を作れるかは分かりません。まずは入力した数から合計を計算する程度で大丈夫です。「自分で仕様を決める」「動かす」「おかしい結果を直す」まで一巡させましょう。
高額スクールへ行くのはその後でも遅くない
プログラミングスクールには、
- 質問できる
- メンターがいる
- 学習計画を作ってくれる
- 転職支援がある
というメリットがあります。
ただし料金は月額学習サービスより高くなります。
そのため、
「プログラミングが自分に合うか分からない」
段階で数十万円を払う必要はありません。
まず無料範囲で始め、必要なら月払いで1〜2か月使う。月換算約1,000円の年契約と、短期で使う月払いの料金は別なので、体験のためにいきなり年契約を選ばなくて構いません。
それでも、
「一人だと止まる」
「転職までサポートしてほしい」
と思ったときにスクールを比較すれば十分です。
この順番は出費を抑えるだけでなく、自分が何を教えてほしいのかも明確になります。
独学で失敗しやすいパターン
一番ありがちなのは、
動画を見る
↓
分かった気になる
↓
次の動画を見る
を繰り返すことです。
プログラミングはスポーツに少し似ていて、見ているだけでは身につきません。
学習時間の一部は必ず、
何も見ずにコードを書く時間
にした方がいいです。
paizaのスキルチェックはこの点で使いやすく、ブラウザ上でコードを書いて実行・採点できます。無料で挑戦できる問題も提供されています。
Udemyを使う場合も、講師のコードをそのまま写すだけで終わらず、
- 変数名を変える
- 機能を一つ追加する
- UIを変える
など、少し変えたあとに「どの結果が変わったか」を確かめます。ただ名前を変えただけで分かったつもりにならないよう、結果を予想してから実行するのがポイントです。
学んだ内容を使う、小さな練習と解答
Pythonを学んだ例として、ノート1冊120円を3冊買う代金を計算します。これはこの記事用の問題です。最初のコードは次の通りです。
price = 120
count = 3
total = price * count
print(total)
結果は 360 です。price に1冊の値段、count に冊数を入れ、掛け算した結果を total に入れています。
問題:200円のペンを4本買う計算に変えてください。さらに、合計が700円以上なら「予算オーバー」と表示してください。
模範解答は次のようになります。
price = 200
count = 4
total = price * count
print(total)
if total >= 700:
print("予算オーバー")
出力は 800 の次の行に 予算オーバー。>= が「以上」で、条件に当てはまると字下げした行が実行されます。count = 3 にした場合は合計600円なので、600 だけが表示されます。
この違いを説明できれば、変数・計算・条件分岐を組み合わせられています。難しければPythonの最初のプログラムから順に戻りましょう。戻ることは失敗ではなく、次に学ぶ場所が見つかったということです。
3つ全部契約する必要はない
ここまで読むと、
「Progate、paiza、Udemy全部やった方がいいのか」
と思うかもしれません。
必要ありません。
完全初心者ならまず無料版。
そこから、
基礎で止まっている → Progate
問題演習したい → paiza
作品を作りたい → Udemy
という形で、その時必要なサービスだけを使えば十分です。
サブスクは安く見えますが、
- 1,000円
- +1,000円
- +数千円
と重なると毎月の固定費になります。
「勉強していないのに契約だけ残る」のはもったいないですよね。申込日と次の更新日を控え、使わなくなったら解約手続きを確認しましょう。アプリを削除しただけでは定期契約の停止にはなりません。
更新日の決まり方も同じではありません。Progate Plusは契約した期間ごとの自動更新ですが、paizaは月の途中で始めても更新月の1日に更新され、日割り計算はしないと案内されています。paizaを「登録日から丸々1か月」と思い込まず、契約内容画面で次回請求を確認しましょう。paizaの支払い・更新条件
paizaの料金ページにある初月無料も、2か月以上の利用が条件です。「1か月だけ完全無料」とは別なので、特典より契約期間と合計額を見るのが安心です。
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