SwitchBotとNature Remoはどっち?ハブミニ・ハブ3・Lapisの違いと選び方
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)・ハブ3とNature Remo Lapisを比較。価格、温湿度センサー、家電対応、置き場所から、初めてのスマートリモコンを選びます。
「帰宅する前にエアコンをつけたい」「照明のリモコンを探したくない」。そんなときの候補が、スマホで家電を操作するスマートリモコンです。
SwitchBotとNature Remoで迷ったら、まず一番面倒な操作を一つ書き出してみてください。エアコンの遠隔操作だけか、室温に応じた自動運転か、家族が本体を触って操作したいのか。必要なものが変わると、選ぶ機種も変わります。
ここではSwitchBot ハブミニ(Matter対応)、ハブ3、Nature Remo Lapisの3機種を比較します。公式仕様を基にした選び方で、実機の操作速度や節電効果を測ったレビューではありません。
最初に家電のリモコン方式を確認する
スマートリモコンが得意なのは、赤外線リモコンで操作するエアコンやテレビ、照明です。赤外線は、リモコンから出る目に見えない光のことです。
ただし、「リモコンがある家電なら全部使える」わけではありません。無線やBluetoothなど別の方式を使う機器は、個別の対応確認が必要です。ハブ3の一部Bluetooth操作への対応も、すべての無線リモコンを学習できるという意味ではありません。Natureの購入前ガイド、ハブ3の製品説明
まず家電本体とリモコンの型番を控え、メーカーの対応情報を確認しましょう。電源だけでなく、エアコンの運転モードやテレビの入力切替など、自分が使いたい操作まで見るのがポイントです。
すでに家電の公式アプリで遠隔操作できるなら、その機能で足りる場合もあります。新しく買う理由があるかを、先に確かめておくと無駄が減ります。
ハブミニ・ハブ3・Lapisの違い
| 比較項目 | ハブミニ(Matter対応) | ハブ3 | Nature Remo Lapis |
|---|---|---|---|
| 公式表示の本体価格・税込 | 5,980円 | 16,980円 | 7,980円 |
| 赤外線家電の操作 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 温度・湿度 | 専用センサーケーブル使用時に対応 | 付属センサーケーブルで対応 | 本体にセンサー内蔵 |
| 本体の操作部分 | スマホ操作が中心 | 画面・ダイヤル・ボタン | スマホ操作が中心 |
| 選ぶときの着眼点 | 手持ちのSwitchBot製品との組み合わせ | スマホを出さない操作 | 温湿度による空調の自動化 |
価格は購入時の割引やセットで変わります。表の最後の行は仕様から考えた用途の目安で、性能の順位ではありません。出典:ハブミニ(Matter対応)、ハブ3、Nature Remo Lapis。
ハブミニにはMatter非対応の別モデルもあります。ここで比べているのは、商品名に「Matter対応」とあるモデルです。似た名前なので、購入画面で確認してください。
温湿度でエアコンを動かすならセンサーの場所を見る
「室温が上がったら冷房をつける」のように、条件に合わせて自動で動かす設定をオートメーションと呼びます。そのためには、操作する仕組みだけでなく、温度を測る仕組みも必要です。
ハブミニ(Matter対応)は、温湿度センサー付きの専用ケーブルを使うと温湿度を扱えます。公式販売ページにはセンサーケーブルのプレゼント案内がありますが、別の販売店やセットでも同じとは限りません。センサーの有無を含めて確認しましょう。SwitchBotのハブ機能比較、公式販売ページ
Lapisは温湿度センサーを内蔵し、空調の自動制御やオートエコ機能を備えます。ただし、電気代がいくら下がるかは、住宅やエアコン、使い方で変わります。購入費を必ず回収できるものとして計算しない方がよいでしょう。Lapisの機能説明
どの機種でも、エアコンの風が直接当たる場所や日差しの強い窓際では、生活する位置と測定値がずれることがあります。「信号が届く」と「室温を測りやすい」の両方を考えて、置く場所を決めます。
ハブ3は本体を触って操作したい人向け
スマート化しても、温度を一つ変えるたびにスマホを探すのは面倒ですよね。ハブ3はダイヤルやカスタムボタンを備え、画面を見ながら操作できる点が選ぶ理由になります。ハブ3の操作機能
家族も使うリビングなら、「誰のスマホから操作するか」より、本体をどこに置くかで考えやすくなります。一方、自動設定とスマホだけで足りる一人暮らしなら、画面やダイヤルのための追加費用が必要かを見直してみましょう。
SwitchBotのカーテンやロックなどをすでに持っている場合は、対応するハブにまとめる構成も候補です。ただ、将来買うか分からない機器のために、最初から上位モデルを選ぶ必要はありません。
Matter対応でも全機能を同じようには使えない
Matterは、異なるメーカーの対応機器を連携させるための共通規格です。ハブが橋渡しをすることで、元はMatter非対応の機器を、別のスマートホーム環境へつなげる場合があります。SwitchBotのMatterの説明
ただし、「Matter対応なら、どのアプリでも全部のボタンを使える」とは限りません。接続できる家電の種類、台数、操作項目、必要なホームハブを確認します。LapisもMatter連携の対象や操作範囲が決まっています。Nature Remo Lapisの対応仕様
確認の順番は、「使いたいアプリ」「追加する家電」「必要な操作」です。Siriで電源を入れたいだけなのか、テレビの入力切替も必要なのかを分けると、対応表を読みやすくなります。
購入前にWi-Fi・電源・部屋数を数える
赤外線は壁や閉じた扉を通り抜けません。リビングの1台で、寝室も全部操作する予定なら、置き場所を考え直す必要があります。操作する部屋ごとに機器が必要になると、総額も変わります。Natureの設置ガイド
また、設置先で2.4GHz帯のWi-Fiが使えるか確認します。これはWi-Fiが使う周波数帯の一つで、携帯電話の「5G」とは別です。ルーターの説明書や機器ごとの設定手順を見てください。SwitchBotの接続の仕組み、Lapisの初期設定
LapisはUSB Type-Cケーブルと電源アダプターが付属せず、公式は5V・2.0A以上の電源を案内しています。手持ちを使う場合も、端子が無理なく入るかを確認しましょう。ハブ側も販売セットの付属品を確認し、本体だけの価格で決めないことが大切です。Natureの付属品案内
最後は、操作したい家電、センサー、本体での操作、追加機器を含む総額の順に比べてください。まず毎日の面倒を一つ減らせれば、最初の1台の役割は十分です。用語で迷ったら、PC・ハードウェアの基礎用語も参考にしてみてください。